自宅にプリンターがあると、季節のあいさつハガキを簡単に作成できます。
この記事では、寒中見舞いハガキを自宅で印刷する方法をわかりやすくご紹介。低コストで印刷できる互換インクの情報も盛り込んでいますので、ぜひチェックしてみてください。
日本には、寒さが厳しい冬の時期に互いの近況を報告するため、相手の体や健康に気遣った便りをだす習慣があります。その便りこそ「寒中見舞い」「余寒見舞い」です。年賀状をもらったのに返信できないまま時間が経ってしまったときにも送れる便利な挨拶状なので、ぜひ自作・印刷してみましょう。
ハガキの右側に「寒中お見舞い申し上げます」「余寒お伺い申し上げます」などの決まり文句を入れるのが主流です。相手の状況に合わせた書き方を紹介していきます。
イラストや写真が貼られている余白に、自筆で安否をたずねる文や無事を祈る言葉を添え、最後に自身の近況を入れましょう。「敬具」などの結語はいりません。寒中見舞いと余寒見舞いに使えるあいさつの一例を紹介します。
喪中の方から喪中ハガキが来ていた場合、返事を出さなくても失礼には当たりませんが、寒中見舞いで返礼すると丁寧です。ハガキには「寒中謹んでお見舞い申し上げます。」と挨拶したのち、「服喪中のことと存じ、年始のご挨拶はご遠慮させていただきましたが、いかがお過ごしでしょうか。」と相手の健康を訪ねる一言を入れましょう。
こちらから年賀状を送っていない方より年賀状が届いた場合、7日までに返礼するのが礼儀です。返礼が遅れてしまった場合は、寒中見舞いとして出すことになります。文章には「お心のこもった年賀状を頂きありがとうございました。」と、お礼を添えるのを忘れないようにしましょう。
立春の日を境に、寒中見舞いか余寒見舞いか変わります。年賀状は松の内(1月7日)までに出すもの。寒中見舞いはそれ以降から節分が目安です。
ただし関西地域では、1月15日を松の内とする古い伝統があるため、送付先が関西の場合は1月中旬以降に送りましょう。
余寒見舞いは節分の翌日から、寒さが続く頃までを目安にしてください。
ここでは、Word2007での作成手順を紹介します。
インターネット上には無料で使用できる寒中見舞いのテンプレートがたくさんあります。「寒中見舞い テンプレート 無料」といったキーワードで検索してみましょう。かわいいイラストや美しい風景画のイラストから、使いたい素材を探し出してダウンロードします。このとき保存した保存先も忘れないようにしましょう。とくに新しくフォルダを作成しない場合は、ドキュメントやピクチャフォルダに保存されます。
ダウンロードしたら、次は用紙の設定を行います。Wordを開いて、上部タブの「ページレイアウト」をクリック。下記の通りに設定してください。
これで用紙の設定は完了です。
(1.)で保存した素材を用紙上に表示させます。まずは上部タブの挿入をクリックして「図」を選択。素材を保存したフォルダを開き、使いたいイラストを選択して「挿入」をクリックします。
次にイラストの位置を移動させます。「書式」タブの「文字列折り返し」を選択して前面をクリックしましょう。ドラッグして置きたい位置に移動させます。イラストの大きさは、画像の四隅にある「○」のマークにカーソルを合わせてドラッグ操作してください。このときShiftキーを押しながらドラッグすると、縦横の比率を維持したまま拡大・縮小できます。
イラストを挿入し終えたら挨拶文を入れていきましょう。文字を入れるには、「挿入」タブのテキストボックスをクリックし、横書きもしくは縦書きテキストボックスの描画をクリック。文字を入れたい場所にテキストボックスを移動させて、挨拶文を入力します。
イラストにあったフォントタイプや文字色に変更して、文章の長さに合わせて文字サイズを調整しましょう。全体のバランスをみて問題なければ完成です。
寒中見舞いハガキを自宅で印刷する場合、基本的には印刷したその日のうちに投函することが可能です。
ただし、写真やイラストを印刷する場合、さまざまな色のインクを使用するため、印刷途中でインク切れを起こしてしまうケースかもしれません。そうならないよう、事前にインクの残量をチェックして、必要な場合はインクを購入しておきましょう。
ちなみに、プリンターメーカーが販売している純正インクはやや高値。プリンターの開発費をインクなどの消耗品で回収していると言われています。印刷コストを抑えたい方は「互換インク」を活用してみてはいかがでしょうか?
当サイトで紹介している互換インク販売会社の中から送料無料の互換インク販売ショップを一部紹介。(2021年11月調査)
互換インクを専門に扱っている「こまもの本舗」は、創業50周年を迎える老舗です。商品に1年間の保証がついている点や送料無料など、お客様の立場に立ったサービスを提供しています。インクの出荷数は600万個を誇るとのこと。
こまもの本舗は、染料の互換インクと顔料の互換インクの両方を取り扱っている野が特徴です。鮮やかな発色が特徴の染料インクは写真印刷に向いていて、耐水性と耐候性にすぐれている顔料インクインクは滲みにくいため宛名の印刷に適しています。印刷物に合わせて使い分けると、家庭でもクオリティの高い寒中見舞いハガキを印刷できるでしょう。
創業30年を迎える「トナプロ」は、リサイクルトナーの専門店です。東京都中央区にある東葉販売株式会社が運営しており、名前の通りトナー販売をメインとしています。
トナーの注文においては1点から送料無料ですが、家庭用プリンターに使用されるインクは商品ごとに送料無料になる購入数の条件が設定されています。ただし条件の個数さえ満たせば、沖縄や離島も送料無料となるそう。まとめ買いしたい方におすすめです。
これまでに商品を販売した法人数は5万6,000社に及び、自社調べのお客様満足度は92%と高く評価されています。
互換インクの質に自信をもつ「ホビナビ・インクナビ」は、プリンタートラブルが少ないことに定評があるオンラインショップです。純正インクと同社の互換インクを1万枚印刷して、トラブルを徹底比較した結果、正常稼動率99.9%という結果を残しています。
ホビナビ・インクナビのおすすめ商品は、型番を選べるインク福袋。福袋といってもインクの型番を選べるため、自宅のプリンターにあったインクのみ購入できるシステムとなっています。