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エプソン・キヤノン・ブラザー他、人気プリンタの互換インク価格調査

詰め替えインク

詰め替えインクの特徴をまとめています。純正インクや互換インクとの違いを明確にしておきましょう。

詰め替えインクとは

インクがなくなったカートリッジに、自分で補充するタイプのものを「詰め替えインク」と呼びます。インク自体のみの購入で済むため、コストを大幅に抑えることが可能です。

家庭用プリンタを使用する上で、多くの方を悩ませるのがインクの価格。年賀状シーズンともなれば、インク代だけでプリンタ本体の価格を超えてしまうことも。

こうした背景から、よりリーズナブルなインクが続々と開発・販売されています。詰め替えタイプのインクもそのうちのひとつ。コストを抑えたいと言う方を中心に、多く利用されています

詰め替えインクの特徴は?

何と言っても、注目すべきはその安さ。品質にこだわったものでも、純正インクの半額程度で購入できる場合もあります。

品質にさえこだわらなければ、100円ショップなどでも購入可能な点もポイントのひとつ。しかし、あまりにも安すぎるものは、発色や耐久性が驚くほど劣悪である、ということを念頭に置いておきましょう。

また、よく誤認識されてしまいがちな、詰め替え頻度にはご注意。同じカートリッジに、詰め替えを永遠に行えるわけではありません。その回数は、一つのカートリッジにつきおよそ4回程度。印刷上の問題が出てきますので、5回目以降は新たなカートリッジを購入する、といった流れを繰り返します。

純正インクや互換インクと比較すると…

詰め替えインクは、度を越えた劣悪品でない限り、印刷するのみであれば大きな問題はありません。

では、純正インクや互換インクと比較した際には、どのような違いが見られるのでしょうか。

大きな違いとして挙げられるのがその品質です。各プリンタの性能を考えられた純正インクや、それを研究しつくした互換インクと比べれば、どうしても劣ってしまう傾向にあります。

また、詰め替えインクの最大のデメリットともいえるのが、インクの詰め替え作業。手は確実に汚れますし、専用の工具を要することも。ネット上においても、詰め替え手順を解説する動画が多く見られるなど、その作業は想像以上に面倒です。

圧倒的な安さは魅力的ですが、品質や手間の面を十分考慮して選ぶ必要があるといえるでしょう。

詰め替え初心者には「ビギナーボックス」がおすすめ

詰め替えインクの面倒な作業を解決することができるのが、ビギナーズボックス。ビギナーズボックスは、詰替えインクに必要な最低限の商品と道具が全て揃っています。しかも、初めて家庭用プリンタのインク交換を行なう時でも簡単に対応できるように、交換の手順が分かるマニュアル同封されています。

ビギナーボックスを使えば、コストを最小限に抑えることができますし、作業もスムーズに対応できるから便利です。ここでは、おすすめのメーカー商品とその特徴をご紹介します。

※ビギナーボックスは、以前「詰め替えインク専門店ダイコー」より販売されていましたが、現在は取り扱いがないようです。

EPSON

ビギナーボックスECO TYPE-E7-PULS1

商品名:EPSON(エプソン)用ビギナーボックスECO TYPE-E7-PULS1

価格:5,000円(税込)

※価格は一例。実際の販売価格と異なる場合があります。

【セット内容】

・EPX顔料インク(BK/C/M/Y)各30ml×4 ※E7+1の場合は+BK1

・EH-01バージンカートリッジ (ARC-ICチップ付き)×4 ※E7+1の場合は+1

・ピストンスポイト10cc ×4 ※E7+1の場合は+1

・ニードル ×4 ※E7+1の場合は+1本

・手袋 ×2

・取扱説明書

【ビギナーボックスECO TYPE-E7-PULS1の対応機種】

■2008年モデル

PX-A720/PX-A620/PX-A640/PX-A740/PX-V780

■2009年モデル

PX-101/PX-201/PX-501A/PX-FA700/PX-401A/PX-601F

■2010年モデル

PX-402A/PX-502A

※PX-502A、ICBK56(ブラックBK)はICチップが内蔵していない為非対応

【対応カートリッジ】

ICBK46/ICC46/ICM46/ICY46/ICBK59/ICC59/ICM59/ICY59

【対応カラー】

シアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)/BK(ブラック)

ビギナーボックスECO TYPE-E9

商品名:EPSON(エプソン)用ビギナーボックスECO TYPE-E9

価格:5,800円(税込)

※価格は一例。実際の販売価格と異なる場合があります。

【ビギナーボックスECO TYPE-E9の対応機種】

■2008年モデル

PM-A920/PM-A820/PM-D870/PM-G850/PM-G4500/PM-T960/PM-A940/PM-A840/PM-G860

■2009年モデル

EP-301/EP-801A/EP-901A/EP-901F/PM-A840S

■2010年モデル

EP-702A/EP-802A/EP-902A/EP-302

■2011年モデル

EP-703A/EP-803A/EP-803AW/EP-903A/EP-903F

■2012年モデル

EP-804A/EP-804AW/EP-804AR/EP-904F/904A/EP-774A/EP-704A/EP-4004

【対応カートリッジ】

ICBK50/ICC50/ICM50/ICY50/ICLC50/ICLM50

【対応カラー】

シアン(C)/マゼンタ(M)/イエローY/ライトシアン(LC)/ライトマゼンタ(LM)/ブラック(BK)

詰め替えインクの比較なら「詰め替え回数」を要チェック

純正インクと比べて格段に安い詰め替えインクは、安い上にビギナーズボックスを使えば簡単に交換することができます。ただ、上記でもお伝えした通り一つのカートリッジで詰め替えできる回数には限りがあります。必要以上に詰め替えしてしまうと、プリンタの性能に影響するため正しく使う必要があるでしょう。

ただ、通常の詰め替え回数よりも多めに使用できるタイプの製品があることをご存知ですか?実は10回、20回と通常の2倍~3倍以上インクの詰め替えられるプリンタがあります。これなら、使用頻度が高い場合でも1回あたりのコストが安くなりますし、お得で安い詰め替えインクをフル活用できます。

もちろん、プリンタを選ぶ際は印刷の画質や機能性で選ぶことも大切。プリンタを選ぶ時はランニングコストとしてかかるインク代とのバランスを見ながら選ぶようにしておきましょう。